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■ 歯周病を改善 ■
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なた豆は歯ぐきの出血など炎症を抑えて歯周病を改善!
歯のぐらつきが改善され抜かずにすんだ例もある!
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ヒロ・ヤマダデンタルオフィス院長・歯学博士 山田紘充
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膿のたまる歯周病にも効果が期待できる!
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昔から、なた豆は「歯槽膿漏に効く」といわれてきました。ちなみに歯槽膿漏というのは、一般的な言い方で、正しくは歯周病といいます。歯周病が進むと歯根が収まっている歯槽から膿が出てくるので、歯槽膿漏と呼ばれたのでしょう。
なた豆には抗炎症作用や排膿作用があることが経験的に知られています。したがって、歯ぐきが炎症を起こし、膿がたまる歯周病への効果が期待できます。
また、なた豆からは免疫力を高める成分も発見されており、口腔内の細菌バランスをよくする効果があると考えられます。
腸内細菌のように、口腔内にも善玉菌と悪玉菌が存在します。歯周病の原因となる悪玉菌が優勢だと、歯科医院で治療して悪玉菌を減らしても、三カ月もすれば、また以前と同じような細菌バランスに戻ってしまいます。
しかし、なた豆によって免疫力が高まると、口腔内の細菌バランスが善玉菌優勢に変わってくるので、歯周病の再発予防に役立ちます。
ただし、歯周病を治すには、患者さん自身が毎日歯磨きをして歯垢をとりのぞくこと(パーソナルケア)、そして定期的に歯科医院でがんこな歯垢や歯石を除去するクリーニングを受けること(プロフェッショナルケア)が不可欠です。それとともに、なた豆を併用すれば、より効果が期待できるでしょう。
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なた豆歯磨き剤の併用が効果を高める
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私の歯科医院では、歯垢や歯石をとったあと、希望する患者さんには、なた豆のエキスで洗浄しています。抗菌剤に比べて効果はおだやかですが、なた豆がもつ抗炎症作用や排膿作用が期待できます。また自然の植物エキスなので副作用の心配もありません。
これと同じような効果を得るため、自分でケアするときは、歯を磨いたあと、なた豆茶で歯ぐきをゆすぐように、うがいをするのもよいでしょう。
歯周病は、自覚症状があまりないまま進行していく病気です。かなり進行して、歯ぐきに膿がたまり、悪臭を放つようになって、初めて気がつくというケースが多いようです。さらに進行するとあごの骨(歯槽骨)がだんだん溶けていきます。
できれば、歯ぐきの色が悪いとか、歯ぐきから出血があるといった段階で、早めに治療を開始するのが理想です。
歯槽骨の三分の二以上が溶けてしまった人が、なた豆茶を飲みながら歯周病の治療を受けることで、歯を抜かずにすんだという例があります。溶けてしまった歯槽骨はもとには戻りませんが、残った骨や歯ぐきがしっかりしてくるので、歯のぐらつきが改善されてくるのです。
軽症の歯周病の場合は、なた豆茶を飲んでいると、歯ぐきからの出血が止まる傾向がみられます。出血は炎症の表れですから、なた豆の抗炎症作用が発揮されていると考えられます。
さらに最近では、なた豆の歯磨き剤も市販されています。これを一緒に用いれば、いっそう効果が得られるでしょう。
ただし、タバコを吸う人はなかなかよくなりません。喫煙者はニコチンの血管収縮作用により、血流が悪くなり、歯ぐきが硬くなってきます。そのため、歯周ポケットの中の歯垢を除去しようとしても、器具が中に入っていかないことが多いのです。ですから、歯周病を治したい人は、まず禁煙していただきたいと思います。
そのうえで、毎日、なた豆茶を飲み、なた豆歯磨き剤でパーソナルケアをすることをおすすめします。
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山田紘充(やまだ・ひろみつ)
1941年熊本県生まれ。日本歯科大学卒業、同大学院修了後、UCLA局部補綴学アドバンスコースおよびプリセプターコース(インプラント)修了。現在ヒロ・ヤマダデンタルオフィス院長。歯周病予防の一環として、なた豆を研究。歯学博士。
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掲載協力 : 『はつらつ元気』2008年11月号(特別付録)
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